社会学
社会学教室の担当する教科は「社会学Ⅰ・Ⅱ」である。 「社会学Ⅰ」では社会学の最も初歩的な、また基礎的な、「集団」の定義と、先人による多様な集団の分類を手始めに、私たちがこの世に生まれて最初に所属し人間関係をもつ、最小集団である「家族」に焦点をあて、その役割と機能、家族の歴史的推移、とりわけ現代家族が抱えている諸所の問題等を主要テーマに捉え講義している。
また、「社会学Ⅱ」では「社会学Ⅰ」をベースに現代社会-情報化社会-の人間及び人間関係の特徴的な有り様と、人間の非人間化状況-疎外-を主要テーマに捉え講義している。
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「家族」の計量社会学的研究
社会学のなかでも「家族社会学」を専門としています。とくに労働、子育て、地域活動等といった活動に関心を持ち、1つの集団として「家族」を見た場合にそれらの活動が如何に担われているのか、時代の変化は「家族」が担ってきた活動を変えるのか/変えないのか、また変化しているとしたらその要因は何かなどについて、全国規模の調査データや統計を用いることで実証的に明らかにしています。
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教育学
現代の日本では教育制度が整備され、国民の教育への意識的な関わりもさかんです。 また、教育の現状への不満・不安が噴出し、教育改革が進行しています。 教育学は、こうした私たちの身近にある教育のあり方について研究する学問です。 一人一人が人間としてよりよく生きるためには<学ぶこと>と<教えること>がいかに大切であるかを究明し、<学ぶこと>や<教えること>をより豊かにしていく方策を探求する学問です。
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「教育問題」の教育社会学的研究
現代社会のなかで「教育問題」と位置づけられる様々な教育現象について、いったい何が「問題」なのか、いつから「問題」なのか、誰にとってどのように「問題」なのか、そして、それは本当に「問題」なのか、教育社会学を専門としながら研究を行っています。なかでも、不登校や高校中退、中高生の生徒文化や進路選択、そして、学校とNPO法人、地域社会の協働による学習・進路支援などに強い関心を持っています。定時制高校や通信制高校・サポート校、全寮制高校など、主に各教育現場への訪問調査やフィールドワークを通じて、それぞれの実態の解明を目指しています。
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教育行政制度、大学史およびアーカイブズ学
私が関心を持っている研究分野は、教育学とアーカイブズ学です。教育学は教育の目的・内容・制度など幅広い分野を含んだ学問であり、アーカイブズ学は記録史料をさまざまな創造的活動に活用することをめざす学問です。
両者は互いに無関係であるかのように思われがちですが、教育学研究の中で学校教育を中心とした公的な教育のしくみを対象とする教育行政制度の分野を研究する私にとっては、アーカイブズ学研究も有用なものとなっています。
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地理学
地理学は、地表面付近に存在するありとあらゆる物事を対象とし、位置・場所・地域といった切り口で分析する学問です。 気候・地形・水文・植生など自然現象・環境を扱う自然地理学と、経済・産業・人口・都市など人文・社会現象・環境を扱う人文地理学の2つの大きな系統があり、地域の特色を総合的に明らかにする地誌学という分野もあります。 自然地理学では自然環境保全や自然災害への対策、人文地理学では資源・食糧問題や地域活性化など、私たちが直面する課題の解決にも寄与しています。 授業では、自然地理学や人文地理学の基礎的な知識の理解を目指しつつ、科目によっては地図の読み方や活用法、環境問題、身近な自然環境の成り立ちなども紹介します。
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地生態学,地理教育,エコツーリズム
景観は,その場所の地形,気候,植生などの自然の要素と人々の営みの要素とが相互に結びついて形成されます。生物群集どうしのつながりや生物群集と周辺の環境のつながりを生態系といいますが,生物と同じように景観を構成する非生物の要素どうしも結びついており,そのような非生物どうしのつながりを地生態系といいます。景観を構成する地形,気候,植生は地域や場所によって特徴があります。その結びつきや特徴について学ぶ領域が地生態学です。とくに,山地の地形,気候,植生の関係や山地のヒューマンインパクトに関心を持っています。地域の特徴ある景観は観光資源になります。地域の景観を守りながら多くの人に知ってもらうための観光がエコツーリズムです。エコツーリズムを行うためには,地域の景観の特徴をひも解く作業が必要です。それらをひも解く際にはシステム思考が役立ちます。地理教育としてシステム思考に関心を持っています。
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歴史学
現代は戦争の世紀と言われた20世紀が終わり、平和と共存が期待された21世紀に突入している。 本教育は、新しい世紀にふさわしい歴史学研究とそれに基づく歴史教育をめざすものである。 混迷を続ける国際情勢の中で、次世代の日本を担う志に燃えた<若き志士達>を養成することを目的とする。
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研究テーマ
私は主として第二次世界大戦時の中国の親日政権である汪精衛(または汪兆銘)南京政府について、フランスの親独政権であるヴィシー政府との比較をもからめて、研究しております。目下、汪政権下の「大東亜戦争博覧会」について調べています(科研費基盤研究C「地方博覧会の文化史的研究」、代表:柴田哲雄)。また現代中国政治に関する研究も行なっており、あくまでも学術的な観点からポスト共産党の行方をウォッチングしています。
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社会学
社会学教室の担当する教科は「社会学Ⅰ・Ⅱ」である。 「社会学Ⅰ」では社会学の最も初歩的な、また基礎的な、「集団」の定義と、先人による多様な集団の分類を手始めに、私たちがこの世に生まれて最初に所属し人間関係をもつ、最小集団である「家族」に焦点をあて、その役割と機能、家族の歴史的推移、とりわけ現代家族が抱えている諸所の問題等を主要テーマに捉え講義している。
また、「社会学Ⅱ」では「社会学Ⅰ」をベースに現代社会-情報化社会-の人間及び人間関係の特徴的な有り様と、人間の非人間化状況-疎外-を主要テーマに捉え講義している。
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