教員紹介

Faculty Introduction

英語

教養部の「英語」は、必修科目と選択科目に分かれます。

必修科目では、読む力、聞き話す力、書く力を養います。学生の希望調査に基づく習熟度別クラス編成（基礎、通常、中級の3コース）を行っていますので、自分にあったクラスで英語力を養成できます。

選択科目は、それを発展した形で、どんなジャンルの英語能力をのばしたいかに基づいて、個人が選択できる科目です。「英会話」、「メディア英語」(時事英語等)、「実践英語」（TOEIC等検定試験対策）などがあります。

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生成文法

私の研究内容は生成文法という最新の言語理論に基づいた英文法研究です。「生成」とは人間が文を作り出すことを意味しています。生成文法は、人間の脳には文を作り出す装置、すなわち文法原理が生まれながらにして備わっていると仮定し、その原理がどのようなものであるかを解明し、その文法体系を明らかにしようという理論です。私は、この理論に基づいて、現代英語の諸現象の説明と、古英語(アングロ・サクソン時代)から現代英語までの文法変化の解明を試みています。

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外国語教育学（コンピュータを用いた外国語教育・学習）

専門は外国語教育学で、主にコンピュータを用いた英語教育・学習に関するテーマを扱っています。英語のライティングプロセスなどの、コンピュータ上で記録された英語学習時・使用時の学習者の行動データと、外国語学習に関わる学習者要因との関係を、統計的手法を用いて検証しています。学習者要因に関する質問紙の開発も行っています。

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20世紀アメリカ詩

20世紀アメリカ南部の詩人・小説家・批評家ロバート・ペン・ウォーレンについて、とくに詩を研究の対象にしています。詩が成立するプロセスを解明するために、作者の伝記的事実、書簡、自作品の改訂の調査といった内的な方向と、当時の社会事象や他作家の作品との比較という外的な視点の双方から、研究を進めています。

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英国作家ディケンズの生涯と作品の研究

19世紀英国で活躍した小説家、チャールズ・ディケンズを知っていますか。文学にあまり関心を持っていなくても、この作家の作品に触れたことのある人は多いと思います。12月頃になると、『クリスマス・キャロル』がテレビで放映されることがあります。最近では『オリヴァー・トゥイスト』という作品が何度目かの映画化をされました。私はこの作家の生涯と、彼の残した作品について研究をしています。

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選択体系機能言語学を用いたテクスト分析と英語教育

言語と社会の関係を機能という点で捉えた選択体系機能言語学を研究の理論的枠組みとして、それを応用したテクスト分析を行っている。日本語・英語からテクストを選び、社会文化的な目的やその使用環境の中で伝達される意味について研究している。また日本語分析を通して日本語の新たな捉え方を提唱するとともに、英語のテクスト分析から得られた知見を応用して、この理論の英語教育への実践的応用について研究している。

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英語学（英語史）

現代英語から遡り、言語現象を歴史的に分析・記述するという立場で、特に中英語を対象にこれまで研究を行ってきました。研究対象のテキストを詳細に読むことと、最新の論文での議論を取り入れながら、コーパスのデータも用いることによって、分析結果には可能な限り客観性を持たせるよう心がけています。今後は、時代を拡大し、後期中英語から初期近代英語へとコーパスを広げることで、不定詞補文を中心に動詞の補文構造についてさらに研究を深めたいと考えています。

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特にカリフォルニアと関係の深い作品および作家を、環境批評（エコクリティシズム）という批評理論を軸に考察しています。
文学作品において環境がいかに表象され、そこにどのような文化的特質があるのかということに関心があります。
人間と環境との関連、すなわち我々と人間以外の存在との関係性はどのように捉えられるのか、ということを文学を通して考えています。

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アメリカ文学、アジア系アメリカ文学

現代アメリカ文学、特に日本などアジアの国々にルーツを持つ人々が執筆を行うアジア系アメリカ文学に焦点を当てています。

具体的には、移動をする人々が描かれる文学作品を取り上げ、「家」という建造物がいかなる意味を保持しているかを研究することにより、人種やジェンダー、世代間における捉え方の違いなどの様々な事柄について明らかにすることを試みています。

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現代アメリカ演劇

主に1980年代以降のブロードウェイ、オフ・ブロードウエイを中心にしたアメリカ演劇について研究しています。現在はその中でもセクシュアル・マイノリティや80年代から90年代にかけて流行したエイズを扱った作品に焦点を当てています。

また、現代アメリカのポップ・カルチャーとそこに反映されるアメリカ社会のさまざまな問題に関心があり、語学の授業に取り入れることも考えながら日々ネタ探しをしています。

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外国語教育学（発音とスピーキングの習得過程・指導法・評価法）

専門は外国語教育学です。特に外国語として学ぶ英語を中心として、発音・スピーキングの習得過程や指導法、また評価法の研究を行なっています。近年は、日本人大学生が産出した発話データを主な分析対象としています。具体的には、発音、流暢さ、語彙、文法、談話構造など、様々な側面から発話データを解析しています。さらに、統計的な手法を使って、そうした言語特徴とスピーキング力との関係を調査しています。

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エミリィ・ディキンスンの詩

アメリカの詩人、エミリィ・ディキンスン（1830-1886）を専門としており、ことばひとつひとつを丁寧に読むことで、詩に込めた彼女の想いに近づけるよう研究をしています。詩、音楽、絵画など、芸術自体に興味があるので、研究活動で得た視点を授業で活かしたいと思っています。英語が苦手な人であっても、少しずつ理解を深めていけるような授業を心がけていきます。

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選択体系機能理論の理論枠組みを利用したテクスト分析

ことばを使うとき、私たちは、どんな種類の行為をしているのか、そのときの相手と自分の社会的役割は何なのか、どのような伝達媒体を利用しているのかを理解し、適切な語彙や文法を使います。また、私たちはいくら隠そうとしても、自分のことばの中に感情や価値観を込めてしまいます。テクスト分析によって、適切なことばづかいの中に隠された価値観をあぶり出すことが、現在興味を持って取り組んでいる研究です。

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language testing

I work in the field of language testing. Particularly I have recently been studying the theoretical basis for business language testing. Some of the questions which I have been dealing with are: How can the boundaries of business language and general language be defined? To what extent are the current popular language tests fair? Do their results allow us to predict candidates' standards of language performance in business situations?

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L2 reading anxiety

Many Japanese students of English experience anxiety in the language classroom. This anxiety forms a barrier to their language acquisition. This research project seeks to understand the main causes of this anxiety and explore ways to reduce this anxiety. Twenty second-year students taking a required reading class will be asked to keep a simple language learning diary in which they will record their feelings about their language learning experiences; at the end of the semester, these students will also complete a short questionnaire. Results will be analysed using thematic analysis for textual data and descriptive analysis for numerical data.

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アメリカ文化研究（映像文化論）

私の最近の研究内容は、ハリウッド映画を観賞し、日常英会話を話し理解するのと同時に、アメリカ文化を映画を通して勉強する事が目的です。

私は最近"A Year at the Movies"という教科書を出版しました。内容はハリウッドの古典的な作品からフォレストガンプまでの様々なハリウッド映画の歴史について取り上げたものであり、一年生のセミナーで主に使用しています。多くの人に受け入れられた映画に込められたメッセージと、その映画が２０世紀のアメリカに及ぼした影響を学ぶ事は、とても有意義な事だと思います。

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日本語

日本語教育は、通常、日本語を母語としない人に対して日本語を指導し、その学習を支援する言語教育の一分野です。

国際交流基金の日本語教育機関調査によると、2018年現在、世界142か国・地域で約385万人が公的機関で日本語を学んでいます。また文化庁の日本語教育実態調査によると、2019年現在、国内では約27万人が公的機関で日本語を学んでいます。日本語学習者のニーズやレディネスは極めて多岐に渡るため、日本語教育の内容も方法も、日々新たな挑戦が要求されています。

大学における日本語教育の主な目的は、留学生が大学での勉学に対応できる日本語運用能力（いわゆるアカデミック・ジャパニーズ）を身に付けられるよう支援することです。一方、近年は、日本語母語話者（日本人学生）に対する日本語運用能力向上のための教育も広く行われています。

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現代日本語学（意味論・語構成論）、認知言語学

私はこれまで、現代日本語における合成語（複合動詞、複合名詞、派生名詞など）、多義語（名詞、動詞）の意味形成について、認知言語学という言語理論の枠組みにおいて包括的、体系的な分析、記述を行ってきました。近年は、我々の、他者（や自己）に対する評価や価値判断における＜二面性＞が言語表現の意味にどのように反映されているか、ということの解明にも関心を抱いています。また、国立国語研究所『基本動詞ハンドブック』の作成を端緒として、現代日本語の意味論的研究の、日本語教育への効果的な応用の在り方についても検討しています。

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ドイツ語

ドイツ語はドイツの他にスイスやオーストリアでも話されています。 EU（欧州連合）に限れば、英語に次いでよく使われている言語です。 ドイツ語を介して、ドイツの様々な文化を学ぶことは、ヨーロッパの今を知ることにつながります。 またドイツ人は、長い歴史の中で個人や世界のあり方について考察を深めてきました。 現代社会が抱えている共通の複雑な問題（国家と個人の関係・環境問題など）と取り組む場合、大いに参考になります。

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１９世紀末ウィーンの文学

オーストリア文学の中で、特に19世紀末ウィーンの「若きウィーン派」を対象にして、アルトゥール・シュニッツラーの文学作品などの分析をしています。また最近は、19世紀末から第一次世界大戦前にかけてウィーンを中心にヨーロッパで活躍した、作家・平和運動家ベルタ・フォン・ズットナー（女性として初のノーベル平和賞を受賞）の生涯と著作を日本に紹介する翻訳・研究も行っています。

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中国語

大衆芸能はどこの国でもその国の庶民のことばで語られ、庶民の考え方・生き方を如実に表していると言えます。中国北方の都市の伝統芸能、その中でも日本の落語、漫才に類する「相声」、講談に当たる「評書」、といった芸能の言語、表現、話の構造等を研究しています。また、日本の伝統大衆芸能（落語、漫才、講談）との比較も行い、両国の伝統大衆芸能の共通点と相違点といったものを探って行きたいとも思っています。

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中国北方の大衆芸能の歴史と現状

中国語教室が担当する科目は中国語と中国文化事情に大きく分かれます。 1年次生の選択必修科目となっている「中国語Ⅰ・Ⅱ」では、発音の習得に重点を置くとともに中国語の簡単な構造を学ぶことによって、中国語の基礎を身につけることを目指します。 また、さらに一歩進んだ中国語の力をつけたい学生に対しては、2年次生以上に選択科目の「中国語Ⅲ・Ⅳ（読解）」、「Ⅲ・Ⅳ（表現）」、「Ⅲ・Ⅳ（総合）」と「中国語会話Ⅰ・Ⅱ」を開講しています。 中国文化事情は1年次生対象の半期科目です。言葉の背景にある中国の社会や文化について講義をし、中国語及び中国に対する理解をより深められるようにしています。

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中国明清小説と日本近世小説の比較

江戸時代、日本では中国語の学習ブームが起こりました。今と違って中国語を学ぶツールが発達していなかったこの時代、教科書は『水滸伝』など口語体で書かれた小説でした。『水滸伝』は最初は中国語のテキストでしたが、やがて広く読まれるようになり、日本の小説『南総里見八犬伝』や『忠臣水滸伝』など数多くの物語に取り入れられるようになります。また、『水滸伝』が日本に根付く過程で編纂された辞書や翻訳集にもいろいろと興味深い記述があり、これらを研究することが作品を読み解く大きな手掛かりになったりします。

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日中音声学研究とその比較研究

中国語各方言の音声学研究及び日本語の音声学研究を通して、中国語話者の日本語学習及び日本語話者の中国語学習における発音指導及び教授法と教材開発の研究をしています。
　具体的には、日本語アクセントの研究、日本語アクセントの変調と統語機能の研究、厦門語の音声の研究、中国語に見られる入破音の研究、北京語の半三声の研究と発音指導、日中声調の比較研究などがあります。
　このほか、日中関係著作の翻訳、歌のリズムと歌詞の翻訳、中国民族楽器二胡の演奏と指導もしており、中国大学の研究者との共同研究などもしております。

HP：http://www.agu.ac.jp/~molihua E-mail：molihua♪gctv.ne.jp　（♪を@に置き換えてください）

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フランス語

近代文明の基礎となった「自由・平等・友愛」というモットーは、今やフランスだけではなく、全世界にも有効な思想となっています。 こうした思想を生み出したフランス語を学ぶことで、人間を大切にするフランス人の心に触れてみませんか。 1年次に開講されている「フランス語Ⅰ・Ⅱ」では、日常会話を中心としたフランス語の基礎的な知識を、また「フランス文化事情」では、フランスの文化全般についての知識の習得を目指します。 2年次開講の「フランス語Ⅲ・Ⅳ」と「フランス語会話Ⅰ・Ⅱ」では、1年次に獲得したフランス語の運用能力をさらに高めることを目的としています。

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フランスの象徴詩および２０世紀小説

フランスの象徴詩は１９世紀後半に起こった文学で、ボードレール、マラルメ、ランボー、ヴァレリーなどの詩人がいます。なかでもボードレールは、自分の心の動きを見つめる自我意識と現実生活の憂鬱な精神を描き、近代人の不安な魂を歌い上げました。そして、反社会的な悪徳の精神により、人間としての苦悩を内面的な探求の場に転換したのです。またこの他には、デュラス、グラックなどの２０世紀小説を研究しています。

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韓国語

本教室では、第二外国語としての韓国語および韓国文化について学習します。 その際、ことばの習得のみならず、朝鮮半島の文化・社会・歴史に対する理解を深めるとともに、アジアを舞台に活躍できる国際感覚豊かな人材の育成を目指します。 「韓国語Ⅰ・Ⅱ」では、基礎的な韓国語を学習し、入門編にふさわしい会話を楽しみます。 「韓国語Ⅲ・Ⅳ」では、「会話」・「講読」・「韓国語能力試験」クラスに分かれ、学生の必要に応じた実践的な韓国語能力を身につけることになります。 韓国文化事情では、朝鮮半島の文化的特色について体系的・学術的に学びます。

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韓国語教授法、日韓比較文化論および交流史、日本認識論

外国語としての「韓国語教育」の方法論および韓国・北朝鮮の言語の異質化問題についての比較分析を行っている。日本認識論では、外国人(見る側)が「日本」という異文化(見られる側)と直接接触した際、それをどのように評価(表現方法)・認識したかを考察する。それによって、異文化理解への学際的な分析をそのねらいとしている。

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