語学

どんな学問か?

教養部の「英語」は、必修科目と選択科目に分かれます。必修科目では、読む力、聞き話す力、書く力を養います。学生の希望調査に基づく習熟度別クラス編成(基礎、通常、中級の3コース)を行っていますので、自分にあったクラスで英語力を養成できます。選択科目は、それを発展した形で、どんなジャンルの英語能力をのばしたいかに基づいて、個人が選択できる科目です。「英会話」、「メディア英語」(時事英語等)、「実践英語」(TOEIC等検定試験対策)などがあります。

担当教員

石川一久 川口勇作 香ノ木隆臣 近藤浩 佐々木真 澤田真由美 菅井大地 早川真理子 藤田淳志 三上綾介 山下あや 鷲嶽正道 G.D.ガニエ H.ドイロン R.ノテスタイン


どんな学問か?

日本語教育は、通常、日本語を母語としない人に対して日本語を指導し、その学習を支援する言語教育の一分野です。

国際交流基金の日本語教育機関調査によると、2018年現在、世界142か国・地域で約385万人が公的機関で日本語を学んでいます。また文化庁の日本語教育実態調査によると、2019年現在、国内では約27万人が公的機関で日本語を学んでいます。日本語学習者のニーズやレディネスは極めて多岐に渡るため、日本語教育の内容も方法も、日々新たな挑戦が要求されています。

大学における日本語教育の主な目的は、留学生が大学での勉学に対応できる日本語運用能力(いわゆるアカデミック・ジャパニーズ)を身に付けられるよう支援することです。一方、近年は、日本語母語話者(日本人学生)に対する日本語運用能力向上のための教育も広く行われています。

担当教員

野田大志


どんな学問か?

ドイツ語はドイツの他にスイスやオーストリアでも話されています。EU(欧州連合)に限れば、英語に次いでよく使われている言語です。ドイツ語を介して、ドイツの様々な文化を学ぶことは、ヨーロッパの今を知ることにつながります。またドイツ人は、長い歴史の中で個人や世界のあり方について考察を深めてきました。現代社会が抱えている共通の複雑な問題(国家と個人の関係・環境問題など)と取り組む場合、大いに参考になります。

担当教員

糸井川修


どんな学問か?

中国語教室が担当する科目は中国語と中国文化事情に大きく分かれます。1年次生の選択必修科目となっている「中国語Ⅰ・Ⅱ」では、発音の習得に重点を置くとともに中国語の簡単な構造を学ぶことによって、中国語の基礎を身につけることを目指します。また、さらに一歩進んだ中国語の力をつけたい学生に対しては、2年次生以上に選択科目の「中国語Ⅲ・Ⅳ(読解)」、「Ⅲ・Ⅳ(表現)」、「Ⅲ・Ⅳ(総合)」と「中国語会話Ⅰ・Ⅱ」を開講しています。中国文化事情は1年次生対象の半期科目です。言葉の背景にある中国の社会や文化について講義をし、中国語及び中国に対する理解をより深められるようにしています。

担当教員

勝股高志 中村綾 朱新建


どんな学問か?

近代文明の基礎となった「自由・平等・友愛」というモットーは、今やフランスだけではなく、全世界にも有効な思想となっています。こうした思想を生み出したフランス語を学ぶことで、人間を大切にするフランス人の心に触れてみませんか。1年次に開講されている「フランス語Ⅰ・Ⅱ」では、日常会話を中心としたフランス語の基礎的な知識を、また「フランス文化事情」では、フランスの文化全般についての知識の習得を目指します。2年次開講の「フランス語Ⅲ・Ⅳ」と「フランス語会話Ⅰ・Ⅱ」では、1年次に獲得したフランス語の運用能力をさらに高めることを目的としています。

担当教員

堀田敏幸


どんな学問か?

本教室では、第二外国語としての韓国語および韓国文化について学習します。その際、ことばの習得のみならず、朝鮮半島の文化・社会・歴史に対する理解を深めるとともに、アジアを舞台に活躍できる国際感覚豊かな人材の育成を目指します。「韓国語Ⅰ・Ⅱ」では、基礎的な韓国語を学習し、入門編にふさわしい会話を楽しみます。「韓国語Ⅲ・Ⅳ」では、「会話」・「講読」・「韓国語能力試験」クラスに分かれ、学生の必要に応じた実践的な韓国語能力を身につけることになります。韓国文化事情では、朝鮮半島の文化的特色について体系的・学術的に学びます。

担当教員

文嬉眞